京都一乗寺の穴場スポット「霊験あらたかな狸谷山不動院」の みどころ

京都の「狸谷山不動院」は、観光客にあまり知られていない穴場のスポットとして、一度は訪ねてみたい場所です。

狸谷山不動院は、桓武天皇が平安京の鬼門守護として祀ったのが始まりとされています。不動明王は、悪霊・難病退散や交通安全に霊験あらたかとされています。また、たぬきが他を抜くということからスポーツ選手や芸能人にも信仰を集めています。

叡山電車の一乗寺を下車して、東に坂道を歩いていくと道の両側に石柱が立ち並び(大川橋蔵や中村錦之助、花菱アチャコ、浪速千栄子など)昔の芸能人の名前を探しながら歩いていくのも面白いものです。歩くこと20分ほどで250段の石段が現れます。

石段の先には、あの伏見稲荷の千本鳥居を想わせる鳥居を通り、「白龍弁財天」をくぐりぬけると、その先には「お迎え大師」が迎えてくれます。

「お迎え大師」

250段の石段を上りきると、目の前に清水寺の舞台に瓜二つの本堂が現れます。本堂には狸谷霊山北側斜面の洞窟に石像「本尊狸谷山不動明王」が安置されています。それを囲うため、本堂を懸崖造りの建築様式で建立しています。

森林保護のため入山料として500円を支払い、本堂の中の洞窟に入ると「狸谷山不動明王」をまじかに見ることができました。とても荘厳な雰囲気で霊験あらたかな空気を感じました。

「宮本武蔵修行の滝」

剣豪宮本武蔵が一乗寺下がり松での吉岡一門との決闘の前に滝行したといわれている。

他にも弘法大師の光明殿(四国八十八箇所の砂踏み霊場)やトイレの守護神「うすさま明王」、「男厄坂、女厄坂」、「修験滝」などみどころがたくさんあります。

ではまた次回お会いしましょう。