フルーティな白ワインと海鮮料理を愉しむ時に「セルメーニョブランコ」

マスカットにトロピカルフルーツ。くっきりフルーティーな香りが際立つワインです。ジュニパベリーやハーブのニュアンスも感じられます。ほどよくボディがあり、酸はやさしく穏やかなものの、ボリュームはたっぷりと感じられるので、全体としてはドライなワインに仕上がっています。

パイナップルやパッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りに、アップルや桃、白い花の香りも感じられる。ほどよい酸味とほのかに感じるビターな味わいのバランスが非常によいフレッシュなワイン。

格付: DOトロ

1974年に設立され、トロが原産地呼称「DOトロ」として1987年に認定される前から、この地で先駆けてワイン造りを始めたDOトロの代表格ワイナリー。

原産国 スペイン

アルコール度 13%  白  辛口

品 種 マルヴァジア

マルヴァジアは、ギリシャが原産地のブドウ品種。地中海地域、バレアレス諸島、カナリア諸島、マデイラ島で歴史的に栽培されてきた複数のワイン用ブドウ品種を総合した名称で、今は世界中のワイン生産地で栽培されている品種。

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特別な日に飲みたい赤ワイン「シャトー・オー・ブーニャン」

☆ シャトー・オー・ブーニャン

パリ・コンクール金賞、リヨン・コンクール金賞、フェミナリゼ・コンクール金賞、チャイナワイン&スピリッツ金賞、ファム・エ・ヴァン・ド・フランス ダイヤモンドトロフィー(金賞)、 マコン・コンクール金賞

濃いガーネット色に、ルビー色の輝き。ブラックベリーやカシスの香りに、コンポートのイチジク、そして干しブドウやカラメル香。スパイスの風味も感じられます。ストラクチャーの豊かな酸味と甘味、それに滑らかなタンニンがボリュームを感じさせ、バランスのよい味となっています。時間とともにスパイシーさも出てきます。

原産国 フランス / ACボルドー

アルコール度 13%  赤  フルボディ

品 種 メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン10%

メルローは、フランス南西部ボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。深みのあるガーネット色。果実香がたっぷり感じられ、味わいは、ヴェルヴェットの滑らかな口当たりが特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランス南西部ボルドー地方原産の代表的な赤ワイン用ブドウ品種。ワイン好きの人がまず最初に覚えるワイン。深いルビー色から熟成とともにガーネット色に。フルーツやスパイスの豊かな刺激的な香り。味わいは、しっかりとしたタンニンと程よい酸味と、完熟した果実の甘味がバランスよいワイン。

カベルネ・フランは、カベルネ・ソーヴィニヨンの親にあたるブドウ品種。明るめの紫を帯びたルビー色。熟したラズベリーやピーマンなどの野菜の香り。味わいは、柔らかなタンニンにキリリとした酸味が魅力の一つとなっている。

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2019年京都の秋 高尾山「神護寺」の紅葉に癒される絶景

高雄山「神護寺」は、京都市右京区の高雄山に位置する高野山真言宗の山岳寺院。本尊は薬師如来様です。紅葉で知られた名所ですが、京都市の北に位置するので、観光客は他所と比べて少ないかと思いきや、団体の観光客で溢れていました。

(桜門)

清滝川にかかる橋から、息もあがる石段(400段あるらしい)を登っていくと、神護寺の正門(桜門)に到着。拝観料は600円。

(金堂)桜門を入っていくと、金堂があらわれます。金堂の前には八角形の石柱がありました。鞍馬寺の石柱は、パワースポットとしてしられていましたので、よく解りませんが触れてパワーをもらっておきました。

金堂の中には、本尊薬師如来立像が安置され、左右に日光・月光菩薩立像と十二神将立像、左右端に四天王立像が安置されています。

京都の北に位置するので、紅葉が深く見事でした。

(錦雲渓)ここから、清滝川の谷に向けて「かわらけ」といわれる素焼きの皿を投げる。厄除け「かわらけ」と書いてありました。かわらけ投げは、神護寺が発祥といわれています。

アクセス

JR京都駅からJRバスで約50分 山城高雄下車 徒歩約20分

阪急烏丸駅・大宮駅から市バスで約45分 高雄下車 徒歩20分

車:京都南インターから162号線 約50分  駐車料金は1000円(有料の駐車場は何箇所かありますが、清滝川にかかる橋の近くにある駐車場まで行くのが便利です。)

ではまた次回お会いしましょう。

ゆっくり赤ワインを味わう「レディー・ジー・バイ・グレイサック」

☆ レディー・ジー・バイ・グレイサック

ジルベール&ガイヤール・ワインガイド金賞

濃いガーネット色に、若紫色の輝き。ブルーベリー、カシス、ザクロの香り。フレッシュ感のある甘酸っぱいアロマです。強めの酸味に果実の甘味が溶け込み、もぎたての赤いフルーツのような爽やかな味わいです。

原産国 フランス /  ACボルドー

アルコール度 13%  赤  フルボディ

品 種 メルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%、カベルネ・フラン2%

メルローは、フランス南西部ボルドー地方原産のブドウ品種。濃い赤色から熟成に伴いレンガ色にちかくなる。プラムのような香り。味わいは丸みのある滑らかな口当たりで、コクがある。色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★、タンニン★★★★

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスのボルドー地方の代表的なブドウ品種。濃く、強い赤色から、熟成すると深みのあるガーネット色に変化する。カシスやブラック・チョコレート、葉巻の箱、杉の香りなど。味わいはタンニンの強さが特徴的。しかし、渋いだけでなくタンニンと酸味が絶妙なバランスを保っている。色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★★タンニン★★★★★

カベル・ネフランは、フランスのロワール地方の主要ブドウ品種。カベルネソーヴィニヨンに似ているが、酸味やタンニンは少ない。少し黒味がかった赤色。青野菜のような風味・香り。味わいは、渋味、酸味が少なく柔らかな感じのワイン。色★★★、アルコール度★★★  酸★★★、タンニン★★★★

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ものごとの最初に現れ善い方向へ導いてくれる大神「猿田彦神社」

猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)は、伊勢神宮内宮近くにある神社です。主祭神は、猿田彦大神と、その子孫の大田命です。本殿は「さだひこ造り」と呼ばれる特殊な妻入造りです。

猿田彦大神は、物事の最初に出現し、万事最も善い方向へみちびく大神

日本神話によれば、猿田彦大神はニニギの天降りの先導を終えた後、伊勢の五十鈴川の川上に鎮まったとされる。猿田彦大神がニニギの先導をしたことから、みちひらき・交通安全・方位除けの神社として信仰されている。

本殿の前には、八角形の石柱・方位石があります。昔の神殿跡地の十干十二支(じゅっかんじゅうにし)の方位が刻まれています。八角は方位を意味し、猿田彦神社のパワースポットとして知られ、石に触っていくとご利益があるとされています。

(猿田彦神社本殿)

猿田彦神社の境内には、天降りの際に猿田彦大神と応対した天宇受売命(あまのうずめのみこと)祀る佐瑠女神社がある。日本神話では、天照大神が天の岩屋に隠れた際、その前で踊り、大神を誘い出した女神。

佐瑠女神社(さるめじんじゃ)は、俳優(わざおぎ)・神楽・技芸の神様として全国から多くの人が参拝に訪れている。

(佐瑠女神社)

では次回またお会いしましょう。