果実味と渋味のバランスがよい「レ・ヴィ-ニュ・デ・マルグリット」

パリ・コレクション金賞

中くらいの濃さの赤紫色。紫色のフレッシュ感が少々見られ、中心は濃い色調で、きれいなグラデーションです。ブルーベリー、ブラックチェリーの香りに、腐葉土やチョコレートの香りも。果実味が強調された味わいで後口のスパイシーな甘苦さがまとまりを見せています。

原産国 フランス (IGPOC)

アルコール度 12.5%  赤  フルボディ

品 種 シラー

シラーは、フランスのコート・デュ・ローヌ地方、プロヴァンス地方などで主に造られる品種。オーストラリアではシラーズと呼ばれる。色調は全体的に黒っぽく深い赤色。ラズベリーやブラックベリー、香辛料などの野性的な香り。タンニンが強く、アルコール度も高めのスパイシーなワインになる。

色★★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★、タンニン★★★★★

料理:牛ヒレ肉のステーキ黒コショウなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆☆  価格:1380円(マイワインクラブ)

飲み口あっさりとして、時間とともに果実の甘味とタンニンのバランスよく、どんな料理にも合う最後までスッキリとしたワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

気軽に愉しみたい濃厚でまろやかな味わいの赤ワイン「マケット・ロイ」

ジルベール&ガイヤール・ワインガイド金賞

濃いガーネット色。ブラックチェリー、カシスリキュール、コンポートしたアンズ、シガーの香り。まろやかな酸味と果実味がアタックから出ています。マイルドなタンニンと果実味が溶け合い、後口にボリューム感のある味が、コクとなって長い余韻をつくっています。

原産国 フランス・ラングドック(IGPOC)

アルコール度 13% 赤 フルボディ

品 種 グルナッシュ65%、シラー25%、ムールヴェードル10%

グルナッシュはフランス南部とスペイン全域を中心に世界中で栽培されている品種。スペインではガルナッチャと呼ばれる。ややオレンジがかった深みのある赤色。コショウ、ハーブなどスパイスの香り。アルコール度が高めで濃厚だが、まろやかな味わい。

色★★★、アルコール度★★★★、酸★★、タンニン★★★

シラーは、全体的に黒っぽい深い赤色。ラズベリー、ブラックカラントなど果実の風味と、香辛料、なめし皮などと表現される野性的な香り。タンニンが多く、アルコール度高めのスパイシーな骨格のしっかりとしたワイン。

色★★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★、タンニン★★★★★

ムールヴェードルは、フランス南部で栽培されている品種。カシスや黒コショウのアロマを特徴とし、熟成とともにトリュフのニュアンスが感じられます。

料理:ローストビーフ和風ソース、ポークスペアリブチリカンソースなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆  1480円(マイワインクラブ)

しっかりとした飲み応えのあるワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

京都の「石清水八幡宮」の知られざる見どころを紹介

京都府八幡市の男山に鎮座する「岩清水八幡宮」は、木津川・宇治川・桂川が合流し淀川と対峙する位置に天王山があり、京と難波の交通の要地でありました。男山は京の都からみて裏鬼門に位置し、鬼門に位置する比叡山延暦寺とともに都の守護、国家鎮護の社として篤い崇敬を受けてきました。

日本三大八幡宮のひとつに数えられます(大分県の宇佐神宮・神奈川県の鶴岡八幡宮)

国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢の神様として多くの人に信仰されています。

○南総門から見る本殿が15度斜めに

お参りした人が、神様に背を向けないように本殿を15度ほど横に向けている。

○鳩峯庵(茶室)

明治天皇行幸の際に休憩所であった鳩峯書院の部材を一部使用して昭和59年に建てられました。

○宇宙桜

平成20年高知県のひょうたん桜の種が、スペースシャトルエンデンバーによって国際宇宙ステーション内の日本の実験棟「きぼう」に運ばれ、259日宇宙に滞在し、帰国後4本が発芽、接木で育った50本の内1本がここで見られます。

○御神木「御文庫のクスノキ」

楠正成が戦勝祈願としてこの地に植えたとされています。神楽殿と御文庫のクスノキがあり、樹齢700年といわれています。

○せせらぎルート

帰り道は、「一つ石」付近から八幡市の麓まで約20分の「せせらぎのルート」を森林浴を味わいながら、竹林を散策してみてはいかがですか。

○岩清水八幡宮八角堂  「せせらぎルート」から麓に降りた付近にひっそりと佇む。

明治時代の神仏分離で移築された八角堂。松花堂庭園の西側に位置し、かって御堂内に「阿弥陀如来坐堂」を安置していた。

ではまた次回お会いしましょう。

 

バランスがよくしっかりとしたワイン「レ・ヴィーニュ・キャプシーヌ」

パリ・コンクール金賞

紫色の照りがあり、深い色合いです。ブルーベリー、ブラックチェリーの香り。若々しい酸と果実味にカベルネ・ソーヴィニヨンの品種由来のタンニンが絡み合い、飲み心地がよいワインです。

原産国 フランス (PAYS D’OC)

アルコール度 13% 赤 フルボディ

品 種 カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスボルドー地方、特にメドック、グラーヴ地区の代表品種。濃く深い赤色から、熟成するとガーネット色に変化していく。フルーツやスパイスの豊かで刺激的な香り。しっかりとしたタンニンが特徴。渋味と酸味のバランスがよく、重厚で飲み応えのあるワインになります。

色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★★、タンニン★★★★★

料理:鶏肉の照り焼きなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆ 価格:1380円(マイワインクラブ)

スッキリとした飲み口に、タンニンの余韻が漂う。時間とともに柔らかい酸と果実味のバランスがよく、飲み応えのあるワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

酸味と果実味が心地よいワイン「フランク・ドニ・ピノ・ノワール”18」

ジルベール&ガイヤール・ワインガイド金賞

若々しいヴァイオレットの色が照りとなっています。広がりある色調は、赤い花をイメージさせます。黒系のベリーの香りに、コンポートのブルーベリー、そして軽いカラメル香の後に、湿った草木の香りも。しっかりとした酸味と甘味がひとつにまとまり、軽やかできれいなフルーツ味となっています。なめらかな果実味と柑橘系の酸が心地よいバランスで、余韻もスムーズです。

原産国 フランス (IGPOc)

アルコール度 13%  赤  フルボディ

品 種 ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、フランスブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種。明るいルビー色。ストロベリーやラズベリー、チェリーなどの赤い小さな果実香。味わいは、心地よい酸味と果実味がある。少なめのタンニンで口あたりは「シルクを飲んでいるよう」とも例えられます。総じてエレガントな気品で、ブレンドされることなく単一ワインとなることが多い。

色★★、アルコール度★★★、酸★★★★★、タンニン★★

料理:鶏肉のソテーガーリック醤油、鴨の味噌煮込みなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆☆、価格:1480円(マイワインクラブ)

滑らかな酸味、スッキリとした果実味、控えめなタンニンのバランスが良く飲み心地のよいワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。