京都街中にあると思えない閑静な「仏光寺」でほっこりと癒される

仏光寺は真宗仏光派の本山。浄土真宗の宗祖とされる親鸞は越後に流罪され、赦免の翌年1212年に京都に帰り、京都の山科に草庵を建てて住んだのが始まりです。

順徳天皇の時代に「興隆正法寺」の寺号を与えられ、その後後醍醐天皇により「阿弥陀佛光寺」の寺号になり、その後豊臣秀吉によって現在の地に移されました。

仏光寺の寺号は、仏光寺を妬む輩が本尊や宝物を盗み竹やぶに投げ捨てた。その夜、後醍醐天皇が東南の方向から光が差し込む夢を見た場所に、直ちに人を遣わせたところ、興正寺(後の仏光寺)の盗まれた阿弥陀如来の木像が出てきたという霊験に由来します。これにより「阿弥陀仏光寺」略して仏光寺の勅号を賜ったと伝えられています。

京都市内の街中にある閑静で広大な境内の寺院です。四条通りや新京極に近い寺院とはとても思えない、訪れる人も少なく京都の情緒を満喫できる穴場の寺院です。

御影堂門

阿弥陀堂

阿弥陀堂の本堂に参拝させていただきました。

境内には「d食堂」というカフエに、京都造形芸術大学の工芸品や雑貨を扱うショップがあります。ここでゆっくりと京都を満喫するのもいいかも。

御影堂門を出て少し直進すると、おてらハウス「精進カフエ和香」にいきあたりました。ランチのみの店で営業は、水・木・金・土の11:30~15:00の営業です。日替わりランチ1000円です。

アクセス

京都市下京区新開町397

京都四条烏丸駅から徒歩3分   仏光寺 拝観料:無料

仏光寺の駐車場はないので、周辺の駐車場を利用するしかありません。電車・バスを利用するのがいいですかね。

ではまた次回お会いしましょう。