魚料理と辛口白ワインを愉しむ「ロエロ アルネイス ラ・セッラ 」

ロエロ アルネイス  ラ・セッラ カスティーノ2016

カスティーノのワイナリーがあるアリアーノ・テルメは、良質なバルベーラを生産することで知られ、アンジェロ・カスティーノ氏自身も「最も好きなワインはバルベーラ。自分はバルベーラ専門の造り手」といっています。

バローロが男性的な強さを持ったワインであるのに対し、バルベーラは女性名詞で柔らかく果実味にあふれ、日常のどんなシーにも寄り添う優しいワインです。

原産国 イタリア / ピエモンテ / ロエロ ・DOCG

アルコール度 12.5% 白 辛口

品 種 コルテーゼ

コルテーゼは北イタリアピエモンテ・アレッサンドリア原産のブドウ品種。単一種として醸造されることが多い。アルコール度数は低めで酸の調和がとれたドライなワインができる。柑橘果実のようなフラッシュさがあり、スッキリとした味わいの辛口ワイン。

私の評価 ☆☆☆☆     価格:2500円+税

柑橘系の香りが焼き魚にもあう白ワイン、口中をさっぱりしてくれて優しいワインでした。

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京都一乗寺の穴場スポット「霊験あらたかな狸谷山不動院」の みどころ

京都の「狸谷山不動院」は、観光客にあまり知られていない穴場のスポットとして、一度は訪ねてみたい場所です。

狸谷山不動院は、桓武天皇が平安京の鬼門守護として祀ったのが始まりとされています。不動明王は、悪霊・難病退散や交通安全に霊験あらたかとされています。また、たぬきが他を抜くということからスポーツ選手や芸能人にも信仰を集めています。

叡山電車の一乗寺を下車して、東に坂道を歩いていくと道の両側に石柱が立ち並び(大川橋蔵や中村錦之助、花菱アチャコ、浪速千栄子など)昔の芸能人の名前を探しながら歩いていくのも面白いものです。歩くこと20分ほどで250段の石段が現れます。

石段の先には、あの伏見稲荷の千本鳥居を想わせる鳥居を通り、「白龍弁財天」をくぐりぬけると、その先には「お迎え大師」が迎えてくれます。

「お迎え大師」

250段の石段を上りきると、目の前に清水寺の舞台に瓜二つの本堂が現れます。本堂には狸谷霊山北側斜面の洞窟に石像「本尊狸谷山不動明王」が安置されています。それを囲うため、本堂を懸崖造りの建築様式で建立しています。

森林保護のため入山料として500円を支払い、本堂の中の洞窟に入ると「狸谷山不動明王」をまじかに見ることができました。とても荘厳な雰囲気で霊験あらたかな空気を感じました。

「宮本武蔵修行の滝」

剣豪宮本武蔵が一乗寺下がり松での吉岡一門との決闘の前に滝行したといわれている。

他にも弘法大師の光明殿(四国八十八箇所の砂踏み霊場)やトイレの守護神「うすさま明王」、「男厄坂、女厄坂」、「修験滝」などみどころがたくさんあります。

ではまた次回お会いしましょう。

しっかりとした骨格の赤ワインを愉しみたい時に「ル・ベモン」

ジルベール&ガイヤール・ワイン・ガイド金賞

赤紫色の深い味わいにルビーの輝き。燃える紅花を連想させる色合いに濃い紫色の照りがあります。カシスやブラックペッパー、フルーツのコンポート香に焦がした樽のスパイス香も。ストラクチャー豊かな果実味と酸味、タンニンがきれいにコントロールされたバランスのよい味わいで、余韻の甘苦さもなめらかです。

原産国 フランス / ACボルドー・シュペリュール

アルコール度 12.5%  赤  フルボディ

品 種 メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%

メルローは、フランスボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。カベルネ・ソーヴィニヨンがワインの父とすると、メルローはそのよき妻と形容される。膨らみがあり柔軟で円熟した魅力を持つ深みのあるワインを生む。深みのあるガーネット色で、スモモのような果実香たっぷり、滑らかな渋味があり、口当たりは柔らかくまろやか。

色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★、タンニン★★★★

カベルネ・ソーヴィニヨンは、ワイン好きの人が最初に覚えるフランスボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。色は濃くルビー色~ガーネット色。香りは豊かで刺激的。味わいはタンニン豊富でほどよい酸味と、完熟した果実の甘味がバランスよく、飲み応えのあるワインとなる。

色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★★、タンニン★★★★★

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柔らかく滑らかな赤ワインを愉しみたい時に「マルク・ル・グラン」

ジルベール&ガイヤール・ワインガイド金賞

濃い赤紫色。ややオレンジがかったルビー色の輝きがあります。黒系のベリー、山モモ、そしてウッディの香り、枯れ草風のスパイシーさも。まとまりのある酸とタンニンの中に果実味がきれいに包み込まれています。若いせいかメリハリがしっかりしており、時間とともに一体化するとより美味しくなります。

原産国 フランス / ACボルドー

アルコール度 12.5% 赤 フルボディ

品 種 メルロー

メルローは、フランスボルドー地方原産のブドウ品種。カベルネソーヴィニヨンとブレンドされたり、カベルネフランとブレンドされることが多い。濃い赤色から熟成すいるとレンガ色に近くなる。プラムの香りに、丸みのある滑らかな口当たりで、コクもあり濃厚。

色★★★★、アルコール度★★★★、酸★★、タンニン★★★★

料理:牛肉サーロインステーキバターソースによく合います。

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広島奥安芸の紅葉「名勝三段峡と温井ダム」の かわなみ街道の景観

中国道の戸河内ICを降りると、すぐに道の駅「来夢とごうち」に寄り道。小さな道の駅でした。ランチの店を国道沿いに探しましたが、店が無くて失敗しました。事前に探しておくことをおススメします。国道191号線を益田方面を行き三段峡へ。

三段峡は、広島県の西中国山地国定公園に位置する、全長16キロメートルにもおよぶ長大な渓谷です。見所は「五大壮観」といわれる黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ流、滝と紅葉の景観が広がります。道幅の狭い遊歩道をクネクネと1時間近く歩き、黒淵まで行きましたが、この後まだ2時間以上も登るといわれ、残念ながら引き返しました。

三段峡正面入口横に湧水があり、飲んでみると、とても美味しい水でした。

今日の温泉宿「温井スプリングス」へ。温井ダムのそばにあり、山々の自然、龍姫湖に囲まれた閑静なホテルでした。料理は山の中にも関わらず、新鮮で美味しい会席料理でした。

龍姫湖(りゅうきこ)の奥に見えるのが温井スプリングスホテル

温井スプリングスホテルから見た朝靄の龍姫湖

翌日は温井ダムを見学

温井ダムは、広島県太田川の支流、滝山川に建設されたアーチ式ダム。ダムの高さは156メートルもあり、ダムから見下ろすと吸い込まれるような壮観さがありました。アーチ式では黒部ダムに次ぐ、日本で2番目の高さを誇ります。長さは382メートル。ダム資料館やトンネル見学は無料で、人に会うこともなくゆっくりと見学できました。

早朝に霞む温井ダム

ダムによって形成された人造湖 「龍姫湖」

有名な観光地と違い、観光客も少なく、自然と温泉を満喫できる旅行でした。

車でのアクセス

中国自動車道戸河内(とごうち)ICから国道191号線を益田方面へ

ではまた次回お会いしましょう。