世界文化遺産「紀伊山地の霊場 金峯山寺の蔵王権現三体」に圧倒される

金峯山寺(きんぷせんじ)は、修験道の総本山であり、多くの僧侶や修験者が厳しい修行を続けています。修験道とは、山岳信仰に神道や仏教、道教などが混合しでできたもので、自らの心を高めていくことが修験道の教えとなっています。

7世紀後半(飛鳥時代)に修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が、この地で修行し、悟りを開いたとされています。また役行者が、蔵王権現の像を桜の木で刻んだことから、桜が保護され吉野山が桜の名所になったそうです。

蔵王堂秘仏金剛蔵王大権現  特別開帳期間:令和2年3月28日~5月6日

蔵王堂は、東大寺大仏殿に次ぐ本造建築。重要文化財の蔵王権現像三体が祀られ、本尊は7メートルの高さにもおよびます。

金剛蔵王権現は、役行者が祈り出された本尊三体、中尊(釈迦如来)、右尊(千手観音菩薩)、左尊(弥勒菩薩)の三体のこと。過去・現在・未来にわたり私たちを救済するため、悪魔を降伏させる憤怒の形相といわれています。

拝観料 大人1000円、中高生800円、小学生600円

まじかに本尊金剛蔵王権現三体を見ることができ、圧倒される気迫と厳かな気分に浸れました。また、蔵王堂の中では護摩供養を見ることもできました。

拝観料は大人1000円です。家内安全・諸願成就の木札など貰えて、とても有難い感じがしました。

ではまた次回お会いしましょう。