長野の自然派ワイン「ドメイヌ ソガ サンシミヴォルプチュー’17」

このワインの特徴は、自然界の微生物により生まれる官能(ヴォルプチュー)的な香りと味わいです。サンシミのワインは、天然微生物の思惑により図らずもホラタイルで官能的なワインが時として生まれます。官能的な香りが強すぎるワインは大変難しいものとなります。しかし強い官能的な香りを出さないように細心の注意を払いながらも、天然酵母発酵で意図せずして生じてしまい、苦悩し世に送り出した微々たる香味であれば、我々の本能に響くエロティックワインになるのではと感じています。このワインは辛い恋慕や狂おしい恋愛を重ねた大人の男女と共鳴し、深淵なるドメイヌソガサンシミの世界へいざないます。このワインはブドウをサンシミ(除草剤、殺虫剤、現代殺菌剤を不使用)で栽培し、さらに無補糖、無補酸かつ天然酵母で発酵しました。小布施ワイナリーは8ha中4haをサンシミにし、さらにその内1.5haをJAS有機認証(世界標準の認証機関)取得しています。(小布施ワイナリーより)

生産国 日本・長野

アルコール度 12% 赤

品種 サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネソーヴィニヨン

わたしの評価 ☆☆☆☆

香り、味わいともに軽めのスパイシー、ミネラル感とタンニン・酸のバランスが良いワイン。

ではまた次回お会いしましょう。