体に心地よいビオ白ワインを飲みたい時に「エリソン マラン」

ジャック・フレラン エリソンマラン

モンペリエのネゴシアン(卸売業者)が供給する無農薬ブドウ、シャルドネを直接的圧搾し、ステンレスタンクで発酵後、そのままシュールリー熟成しました。

クリーム色の外観からバナナやパイナップルの香り、果実味たっぷりの口当たりで、フルーティな甘さと酸のバランスが素晴らしいできばえです。

原産国 フランス・ラングドック

生産者 ジャック・フレラン

アルコール度 12.5%  白  辛口

品 種 シャルドネ

シャルドネは、フランスブルゴーニュ地方原産の白ワイン用ブドウ品種の代表格です。ピノ・ノワールとグーエ・ブランの自然交配により誕生したといわれています。フランス・アメリカ・チリ他全世界の地域で個性を持ったシャルドネが造られています。

色調は輝きのある黄金色。香りはニュートラルで柑橘系から南国フルーツ系まで様々。味わいは豊かな角のとれた酸と、しっかりとしたアルコール度とのバランスがとれていて、飲み心地のよいワイン。

ブルゴーニュ産は、酸味を感じる辛口タイプ。ニューワールドのシャルドネは、パイナップルなどトロピカルフルーツのニュアンスをもつ果実味たっぷりのワインになる。

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イタリア料理に合う赤ワインを愉しむ時に「バルバレスコ・アラシア」

バルバレスコ・アラシア

ピエモンテを代表し、「ワインの女王」と讃えられるバルバレスコ。生産者はピエモンテで最も大きな協同組合で、ワイン造りにおいては時代の先を行く技術と知識を持ち合わせています。

ブラックチェリー・カシス・ブルーベリーの香りに、ドライフラワーや草木のスパイスも感じられます。肉付きがよく、こなれたタンニンと酸・果実味が甘苦さとなり、素晴らしいスパイシーな余韻が楽しめます。イタリア料理によく合う赤ワイン。

原産国 イタリア

最高格付 DOCG

ネッビオーロは、イタリア北西部のピエモンテ州原産の赤ワイン用ブドウ品種。ピエモンテとは「山の足」という意味。黒味がかった非常に濃い色あい。味わいはずっしりとしたタンニンに酸も強く感じられる。熟成に時間がかかるが、飲み頃を迎えると風味豊かな味わいになる。 色★★★★★、アルコール度★★★★★、酸★★★★★、タンニン★★★★★

料理:霜降り牛のすき焼き、アスパラの牛肉巻きによく合います。

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和食と白ワインを愉しみたいときに「プリンチペ・ディ・グリッロ」

プリンチペ・ディ・グラナティ グリッロ オーガニック

白桃やカリン、青リンゴを想わせる香り。白い花のニュアンス、豊かな果実味とイキイキとした酸味が特徴の白ワイン。スッキリとした青リンゴの果実味が爽やかに香る。

原産国 イタリア/シチリア

アルコール度 12.5% 白 オーガニック

品 種 グリッロ

グリッロはイタリアシチリアで栽培されている白ブドウ品種です。桃や洋ナシのような熟れた果実味を想わせる、フルーティな白ワインのなりやすい。

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牛若丸と武蔵坊弁慶の伝説の地「京都五條天神社」(天使の宮)へ

五條天神社は京都の京都市下京区松原通西洞院に位置する小さな神社。祭神は、少彦名命(すくなひこのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)で、少彦名命の神様は体がとても小さく、一寸法師のモデルにもなったといわれる神様。医療・病気退散・まじない・厄除け、農耕の神様として多くの人に信仰されています。

五條天神宮の歴史

創建は794年の平安遷都の際に、弘法大師(空海)が奈良から勧請したとされる。天神(あまつかみ)様を祀っていて、天使社(てんししゃ)とか天神社(てんじんしゃ)と呼ばれ、天神様ですが菅原道真公とは関係ないようです。

御門の前の京都市の駒札によると

当初は「天使の宮」と称していましたが、後鳥羽天皇の時代に「五條天神宮」と改められました。(現在の松原通りが、昔は五條通りだったので、五條天神宮となった。) 社の頃は、社域も広く社殿も広壮でしたが、中世以降の度重なる火災によって社殿を消失、現在の社殿は、近時の再建とありました。

天使突抜の町名が残る「天使突抜町」

当時とても広い五條天神宮の境内を、豊臣秀吉が区画整理のため、境内内を無理やり南北に突き抜けて道をつくったことから、一帯の地名が「天使突抜」(てんしつきぬけ)といわれています。

手水舎

本殿

「筑紫天満宮」 五條天神宮とありますが菅原道真公とは直接関係はありませんが、境内社として道真公を祀る末社・筑紫天満宮があります。

五條天神宮の境内末社

「牛若丸と武蔵坊弁慶のロマンの地」

「義経記」では、義経(牛若丸)が武蔵坊弁慶と出合った場所が五條天満宮社とされ、弁慶は牛若丸が五條大橋に現れることを聞いて橋に向かったとされている。最初の戦いで敗れた弁慶は、再び清水寺での牛若丸との戦いに負け家来になることを誓ったといわれています。

行事としては毎年2月に行われる節分の日に、授与される「宝船」が有名で、厄除け・病除けのご利益があると多くの人が参詣します。

通称「天使の宮」というロマンチックな名称のついている神社です。

アクセス: 京都市下京区西洞院通松原西入天神前町

地下鉄烏丸線「五条」駅下車 北西 徒歩10分

京都市バス 「西洞院松原」下車 スグ

ではまた次回お会いしましょう。

 

コスパの高いシチリアワインを愉しむ「プリンチペ・ディ・グラナティ」

プリンチペ・ディ・グラナティ オーガニック

熟れたプラム、ザクロ、ラズベリーなどベリー類の芳醇な香りに、ホワイトペッパー、バルサミコを想わせる香りが印象的。豊かな果実味に伸びのある酸味とスパイスが溶け込む滑らかなオーガニックワインの赤ワインです。

「シチリアワインの特徴」

シチリアワインはイタリアの中でもトップを争うワインの産地です。地中海の温暖な気候がブドウ栽培に適していて、エレガントでしっかりした赤ワインやフレッシュで香りのよい白ワインが造られます。

シチリアでのワイン造りは、古代ギリシャ人にょって紀元前8世紀頃に伝えられたといわれています。その長い歴史から白ワイン品種のインツォリアやグリッロ、赤ワイン品種のネロ・ダーヴォラなどを中心にワイン造りが盛んです。

活火山エトナの近辺では、火山性土壌や石灰質土壌が多く、酸とミネラル豊富なワインが造られています。イチゴ、ブラックベリー、紅茶、シナモン、チョコレートや木樽の香りに、ミネラル感のある細身な果実味、酸も優しく凛とした綺麗な味わいで、値段的のも手頃なものが多く、コスパの高いのが特徴です。

原産国 イタリア/シチリア

アルコール度 14% 赤 ミディアムボディ

品 種 ネロ・ダーヴォラ

ネロ・ダーヴォラは、シチリア島原産の赤ワイン用ブドウ品種で、シチリア土着品種。非常に色が濃く、早飲みから長期熟成まで様々タイプのワインが造れれています。樽熟成に適していて、力強く高品質のワインができあがります。

味わいや香りは、ニューワールドで造られるシラーズのワインに類似しているといわれる。ブラックチェリーを思わせる紫系赤色、まろやかで甘いタンニンを感じ、酸は穏やかで力強く、濃密で複雑な味わい。余韻は豊かで長く続く。

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