シーフードと愉しみたい白ワイン「アパティット デ フランス」

フルーティな中にもバニラが香り、芳醇で力強いフィニッシュを感じるフランス産白ワインです。魚などのシーフードグリルによく合います。

生産国 フランス

アルコール度 12.5%  白  辛口

品種 シャルドネ

シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方の主要品種。色合は無色から黄金色まで。リンゴや柑橘系の果物、樽熟成のものはバニラのような香り。味わいは酸味とコクのバランスがとれ、バラエティに富んだ味と香りのワインを生み出す。

アルコール度★★★★、酸★★★

わたしの評価☆☆☆  価格:780円(やまや)

蒸し暑い今の時期に、よく冷やした白ワインとシーフードで、ほっこりする時間を過ごす。酸味と後味スッキリの白ワイン。

ではまた次回お会いしましょう。

 

長野の自然派ワイン「ドメイヌ ソガ サンシミヴォルプチュー’17」

このワインの特徴は、自然界の微生物により生まれる官能(ヴォルプチュー)的な香りと味わいです。サンシミのワインは、天然微生物の思惑により図らずもホラタイルで官能的なワインが時として生まれます。官能的な香りが強すぎるワインは大変難しいものとなります。しかし強い官能的な香りを出さないように細心の注意を払いながらも、天然酵母発酵で意図せずして生じてしまい、苦悩し世に送り出した微々たる香味であれば、我々の本能に響くエロティックワインになるのではと感じています。このワインは辛い恋慕や狂おしい恋愛を重ねた大人の男女と共鳴し、深淵なるドメイヌソガサンシミの世界へいざないます。このワインはブドウをサンシミ(除草剤、殺虫剤、現代殺菌剤を不使用)で栽培し、さらに無補糖、無補酸かつ天然酵母で発酵しました。小布施ワイナリーは8ha中4haをサンシミにし、さらにその内1.5haをJAS有機認証(世界標準の認証機関)取得しています。(小布施ワイナリーより)

生産国 日本・長野

アルコール度 12% 赤

品種 サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネソーヴィニヨン

わたしの評価 ☆☆☆☆

香り、味わいともに軽めのスパイシー、ミネラル感とタンニン・酸のバランスが良いワイン。

ではまた次回お会いしましょう。

 

 

スパイシーで熟成した果実味のワイン「チャオ・プリミティーヴォ」

美しく輝くガーネット色。熟したベリーやチェリーの香りに、コーヒーやスパイスの香りが広がりスモーキー。口あたりは柔らかく、スパイス感を伴う果実味に、心地よい酸味とまろやかなタンニンを持つ、ややふくよかな赤ワインです。

生産国 イタリア・プーリア州

アルコール度 13.5%  赤(1000ml) ミディアムボディ

品種 プリミティーヴォ、メルロー

プリミティーヴォは、イタリア南部プーリアを中心に栽培されているブドウ品種。アメリカではジンファンデルと呼ばれる。イタリア語のプリミティーヴォは、「一番目」という意味。ジャムのような甘味のある果実味、やや強めの酸を感じるスパイシーでしっかりとした味わい。

わたしの評価 ☆☆☆+   価格:968円(カルディ)

酸味と果実味のバランスがよく、柔らかなタンニンがアクセントになり、スッキリとした飲み口のワイン。コスパが良い。

ではまた次回お会いしましょう。

 

重くなく穏やかな赤ワインを飲みたいとき「ルナ・イエナ」

美しく輝く淡いガーネット色。ダークチェリーを思わせる甘く豊かな香りに、ブラックチェリー、ラズベリーなどのフレッシュな香りが続き、ほのかにメントールペッパー、バニラのニュアンスが広がる。口あたりはまろやかで芳醇。豊かな果実味にスパイス感を伴い、余韻に続くチャーミングな酸とシルキーなタンニンの調和がとれた、心地よい味わいのワイン。

生産国 チリ

アルコール度 13%  赤  ミディアムボディ

品種 ピノ・ノワール

ピノ・ノワールはフランスのブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方を代表するブドウ品種。明るいルビー色。ストロベリー、ラズベリー、チェリーなどの赤い小さな果実香。味わいは、心地よい酸味と果実味がある。少なめのタンニンは口当たりよく「シルクを飲んでいるよう」と例えられる。

色★★、アルコール度★★★、酸★★★★★、タンニン★★

わたしの評価 ☆☆☆+   価格:698円+税(トップワールド)

飲みやすいワイン。酸味と果実味のバランスがよく、スッキリとした味わい。値段の割りに美味しいワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

酸味があり果実の凝縮感たっぷりの赤ワイン「ファレスコ・エト・メ」

美しく輝く明るいガーネット色。黒スグリ、マラスカ・チェリー、モレロ・チェリーの香り。口の中では、フレッシュで柔らかくしなやか。適度な酸味。若くてもタンニンがあるが、バランスがよく、余韻が長く続く。エト・メとは、ラテン語で「私も」という意味です。

生産国 イタリア・ラツィオ州

アルコール度 13.5%  赤  ミディアムボディ

品 種 サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー

サンジョヴェーゼは、イタリアの中央部トスカーナ地方を中心にイタリア全土で栽培。「キャンティ」の主要品種。 明るめのガーネット色。野生のチェリーなどの果実香や、香辛料、ハーブなどのスパイシーな風味。タンニンはやさしく、酸味があり、果実の凝縮感が特徴。

モンテプルチアーノは、イタリアのブドウ品種。サンジョヴェーゼと比べて酸味が少なく・タンニンの多さと果実味が豊か。

メルローは、フランス南西部ボルドー地方原産の品種。濃い赤色。プラムのような香り。味わいは、丸みのある滑らかな口あたりで、濃厚。

わたしの評価 ☆☆☆☆   価格:798円(カルディ)

果実味と酸味のバランスがよく、柔らかなタンニンの喉ごしがよく、飲み飽きしないワインでした。価格は通常1236円のところ、値下げで798円で購入。とてもお買い得ワインでした。

(ワインの豆知識)

・カビについて                               キャップシールを取るとコルクの上に”黒っぽい/白っぽいカビ”が付着していることがあります。このカビは、湿度の高い地下貯蔵庫で長く熟成させたワインのコルクの上部に発生したり、まれにワインの瓶詰めの時のこぼれなどによってコルクに発生する現象です。しかし、このカビは空気に触れる部分に繁殖するだけでワインの中では成長しません。ですので、開栓する際に布巾などできれいに拭き取れば問題ありません。

・酒石について                               ワインの中に結晶が溜まっている場合があります。これは酒石と呼ばれるもので、主にワインに含まれる酸の主成分のひとつである酒石酸とカリウム(ミネラル)が結合してできたものです。

・オリについて                               オリがワイン中に時々フワフワ浮かんだり瓶の底に溜まっている場合があります。これは、天然ブドウ果汁が発酵して生じる”酒石、酵母カス、葡萄カス”でオリが発生することはむしろ自然ともいえる現象です。

酒石やオリは、冷やすと出やすく出やすくなります。また、そのまま飲んでも体に害はありません。(カルディのチラシより抜粋)

ではまた次回お会いしましょう。