「踊り念仏で知られる六波羅蜜寺」と京都の新スポットSUINA室町へ

六波羅蜜寺は、平安時代中期に京都で流行した悪疫退散のため、空也上人自ら十一面観音様を刻み、この観音様を車に乗せて念仏を唱えながら町を歩き、病人に梅干と結昆布を入れたお茶を飲ませ病魔を鎮めたといわれています。今でも正月3が日に皇服茶として振る舞われています。また念仏を唱えるとき歓喜踊躍したといわれ、そこから「踊り念仏」といわれています。京都東山に建つ、民家に囲まれた、山門もなくこじんまりとした寺社です。

「六波羅蜜のいわれ」

仏様の境涯にいたるための「布施」、「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」「智慧」の6つの修行をいいます。波羅蜜とは悟りの世界に到ることです。

「弁財天」都七福神めぐりのひとつです。金運と勝負運のご利益があります。ちなみに都七福神とは、「えびす神」恵美須神社・「寿老人」革堂(行願寺)・「大黒天」松ヶ崎大黒天・「福禄寿」赤山禅院・「布袋尊」萬福寺・「毘沙門天」東寺です。

「十一面観音像」

「一願石」 円状の梵字が書かれていて、その中の一字だけ金色に書かれている梵字を正面にして、3回手前に願いを込めて廻すと願いがひとつ叶うといわれています。

「なで牛」 自分の痛い所・辛い所を撫でるとご利益があるそうです。

「無事かえる」 かえる二匹が無事の帰宅を祈っています。

「平清盛公乃塚」と「阿古屋塚」

「平清盛公の塚」は、平安時代後期に平忠盛の軍勢が寺内の塔所にとどまって以来、清盛、重盛の代には平家一門の館が多く建てられた。

「阿古屋塚」は、昔 五条坂にいた遊女「阿古屋」の菩提を弔うために鎌倉時代に建てられた。平家の残党、平景清の恋人阿古屋を捕らえ、詮議のため三味線・琴を弾かせたが、その音色に一点の乱れもなく、景清の所在を知らないものと釈放されたという。

人気のおみくじ「開運推命おみくじ」。四柱推命をもとに生年月日と性別から1年間の運勢を占うおみくじです。1枚300円

境内は自由拝観でき無料です。宝物館は拝観料大人600円必要です。

「京都石畳の小路」 路地に入ると閑静な石畳で、京都らしさを味わいながら四条烏丸へ

「SUINA室町」 四条烏丸に隣接する京都経済センタービル(地上7階・地下2階)にある商業施設。2019年3月16日にオープンしていました。

「イタリアン アルバータ」のこぼれワイン 500円 。日本酒の様にグラスの下に枡を置いてなみなみとワインを注いでくれます。こぼれワインは白ワインだけのサービスメニューです。

ではまた次回お会いしましょう。

冥界への入口「六道珍皇子」と京町家のランチを満喫

境内は自由に参拝することができます。

六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)は京都東山の祇園や清水寺の近くにあります。清水道から徒歩5分。

毎年8月7日から8月10日まで六道まいりが行われています。

六道まいりとは、京都では8月13日~16日の五山の送り火に終わる盂蘭盆に先祖の霊を祀る供養が行われます。その前8月7日~8月10日までの4日間に精霊を迎えるために六道さんへ参詣する風習とのことです。

 

「地蔵尊宝」

「迎え鐘」

六道まいりには、参詣の順序があり、多くの人が順番の行列をつくっていました。

京都の夏の風物詩のひとつとなっていました。

この六道珍皇寺には、「冥界への入口」といわれる有名な伝説があります。

六道とは、仏教の教義「地獄」・「餓鬼」・「畜生」・「修羅」・「人道」・「天道」の六種の冥界のことで、人間が因果応報により、死後はこの六道を輪廻転生するといわれる。

この六道の分岐点、いわゆるこの世とあの世の境の辻が、六道珍皇寺の境内あたりにあるといわれ、かの有名な小野篁が昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔庁に務めるため、この寺の井戸を冥府の入口に使っていたと信じられていました。現在もその古井戸が境内にあります。

矢尾定の日替わり定食 800円

サバ味噌煮込み定食 1000円 味噌も柔らかな京都の味わい

四条通り新町下るにある「ごはん処 矢尾定」に少し歩いていきました。池坊学園のそば。初めて行きましたが京町家の魚を中心とした定食がいろいろあるお店でした。値段、味、雰囲気、サービスとも大満足でした。リピート間違いなし。京町家の落ち着いた店でゆっくりできます。店内は祇園祭の山鉾の車輪が展示され京都の祇園祭の雰囲気満載。昼時は常連さんも多く、混雑しています。

定食には小鉢が沢山ついていて、京都の「おばんざい」も楽しめました。

定休日は水曜日。営業時間 11:30~14:00、17:30~20:30

ではまた次回お会いしましょう。

京都の夏2019「東天王・岡崎神社」うさぎ神社で癒される。

「狛ウサギ」

東天王・岡崎神社は、桓武天皇の平安京遷都に際し、王城鎮座のため平安京の四方に建立された社の一つ。陽のいずる都の東に鎮座することから東天王と称した。

「本殿」招きうさぎ

有名な平安神宮のそばにありますが、平安神宮と比べ知名度が低いのか、観光客は少なく穴場です。境内はこじんまりとして、拝観料は無料。

車でアクセスの場合は、岡崎神社の鳥居を入った所に4台ぐらい無料で置けるスペースがあります。

「子授けうさぎ」 境内の右手に黒御影石でできた子授けウサギがあります。水を掛けてお腹をさすり祈願すると、子宝に恵まれ安産になるといわれています。

「厄除け」 創祀の王城鎮座・厄除けの勅願より、古くから方除・厄除神として信仰されています。

「雨社」 境内には、竜神の天雨の恵みにより五穀豊穣を祈る雨乞いの神様があります。安目社とも呼ばれ、お参りすると目の病気が治るといわれています。

境内には、うさぎ神社といわれる「狛うさぎ」、「招きうさぎ」、「子授けうさぎ」などやうさぎお守りや「うさぎみくじ」など、うさぎでいっぱいのユニークで癒される神社でした。

ではまた次回お会いしましょう。

甘い香りでほっこりして飲みたい赤ワイン「五一わいんゴールド」

★ 五一わいんゴールド

原産国 日本・長野県

アルコール度 12%  赤 ミディアムボディ  辛口

品 種 メルロー、マスカットベリーA種

メルロー  フランス南西部ボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。フランス国内で栽培される黒ブドウの中で最も生産量が多い品種。深みのあるガーネット色の色調。豊かなプルーンなどの熟した黒い果実の香りや、コーヒー、チョコレートの香りがある。カベルネソーヴィニヨンほど酸味やタンニンは強くなく、滑らかで芳醇、繊細な味わいがある。

マスカットベリーA  日本を代表する赤ワイン用ブドウ品種。日本のワイン用ブドウの父といわれる川上善兵衛氏が開発。アメリカ種の黒ブドウのベリー種とヨーロッパ種の黒ブドウ種マスカット・ハンブルク種の交配種から誕生した。色は濃くやや明るめの美しい紅色。香りも赤く熟したフルーツの香りと、マスカットベリーAならではのサツマイモのような香りもある、味わいもとてもまろやか。

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「六角堂・頂法寺」 2019 京都 夏の穴場観光地と京懐石ランチ「花伝」

「本堂と六角柳」 京都市中京区という中心街にありながら、観光客が少なく、ゆっくりと参拝できる穴場の観光地です。なぜ六角堂というのか、六角は六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生じる六欲のことで、これらを捨て角をなくして「六根清浄」(ろっこんしょうじょう)を願うという祈りを込めた形なのです。

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