リーズナブルで美味しい赤ワイン「レゼルバ・ドゥ・モンテ」

美しく輝きがかった深みのあるルビー色。熟したクランベリー、ワイルドベリー、プラムを想わせる芳醇な香り。スミレ、バニラ、コーヒー、リコリス、ナツメグなどのニュアンス。濃縮感のある果実味とまろやかな酸味と塩味が心地よく調和したしなやかな赤ワインです。

原産国 ポルトガル/リスボン

格付け: ヴィーニョ・レジオネル・リスボン

アルコール度 13.5%  赤 ミディアムボディ

品 種 カステラン、トゥーリガ・ナシオナル、ティンタ・ロリス、ティンタアマレラ

カステランは、ポルトガル南部で栽培される赤ワイン用ブドウ品種です。タンニンが豊富で酸度が高く、バランスの良いワインを造り出します。レッドカラントを思わせるフルーツやドライプルーン、ワイルドベリーなど凝縮された果実味が感じられます。

トゥーリガ・ナシオナルは、ポルトガルの代表的な黒ブドウ品種です。世界的なポートワインの生産に使用されています。濃い色でタンニンを多く含み、色も香りも濃厚で、長期熟成にも適した品種。熟成したブラックベリーとフローラルをメインにハーブやリコリス(花の種類)がほのかに感じられます。

ティンタ・ロリスは、スペインでは「テンプラニーリョ」と呼ばれるブドウ品種です。ポルトガルでは「ティンタ・ロリス」と呼ばれています。深い色調と熟したタンニンが特徴です。

ティンタ・アマレラは、色が濃く酸が豊富で、ラズベリーの芳醇な果実味を持つワインを造り出します。

料理:肉料理によく合います。

わたしの評価 ☆☆☆☆  価格:1023円(KALDI)

スッキリとした飲み口で、果実のほのかな甘味とやわらかな酸味のバランスがよく、余韻にタンニンのほろ苦さを感じる赤ワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

スパイシーさと果実味の重厚な味わい「ヴィーニュ・デュ・ソレイユ」

ジルベール&ガイヤール・ワイン・ガイド金賞

紫色お帯びた濃い赤紫色ですが、中心の輝きが清々しく心地よいです。深みのある色合いはスミレ色をイメージします。カシスのコンポート、そしてチェリーの華やかな香りに湿った森の下草の風味がスパイシー。酸味と果実味がまとまりのあるコントラストを見せています。

原産国 フランス  IGP Oc

アルコール度 13%

品 種 シラー

シラーは、フランスのコート・デュ・ローヌ地方原産の品種。オーストラリアではシラーズと呼ばれる。全体的に黒っぽく深い赤紫色。ラズベリーにラックカラントなど果実の風味と、黒コショウのような香辛料、なめし皮などとも表現される野性的な香り。タンニンが強く、酸味もしっかりとした、アルコール度も高めの、スパイシーな骨のあるワイン。

色★★★★★、アルコール度★★★★、酸★★★、タンニン★★★★★

料理:牛サーロインステーキペッパーソース、鶏肉のポトフ仕立てなどによく合います。

わたしの評価☆☆☆   価格:1480円(マイワインクラブ)

ほのかな酸味と果実味、すっきりとした飲み口、余韻にタンニンの旨味を感じるワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。

 

骨格のしっかりとしたワインを愉しみたいときに「ジョベール」

ジルベール&ガイヤール・ワイン・ガイド金賞

若紫色を残す濃いガーネット色。きれいな広がりを見せ、深紅の花をイメージさせます。ブラックチェリー、コンポートのラズベリーの香りに、湿った下草の香り。アタックから酸と甘味が力強い味わいとなって印象づけています。果実味もフレッシュながら心地よく、後口の甘苦さも印象的なワインです。

原産国 フランス

アルコール度 13%  赤  フルボディ

品 種 メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%

メルローは、フランスボルドー地方原産のブドウ品種。濃い赤色から、熟成していくとレンガ色に近い色になっていく。カベルネ・ソーヴィニヨンに似ているが、プラムのような香りも感じる。味わいは、丸みのあるなめらかな口あたりで、濃厚な味わい。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスのボルドー地方メドック地区の代表的なブドウ品種。濃く赤い色から、熟成するにしたがい深みのあるガーネット色に変化していく。カシスの熟したフルーツやブラック・チョコレートのスパイスの香り。味わいは、タンニンの強さが特徴的。しかし程よい酸味と、果実の甘味がバランスをとっている。

料理:ローストチキンビーツソース、チンジャオロースなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆  価格:1280円(マイワインクラブ)

ほど良い酸味とスッキリとした果実味に、タンニンの余韻が口中に広がります。しっかりとした味わいなので肉料理によく合います。

ではまた次回お会いしましょう。

京都洛北の紅葉で有名な高雄山「神護寺」の見どころ

高雄山神護寺は、京都市の愛宕山高雄にある高野山真言宗遺跡(ゆいせき)本山の寺院です。本尊は薬師如来で、紅葉の名所として知られています。

清滝川に架かる高雄橋から急な参道を歩き、石段を登ること約20分楼門にたどり着きます。息が上る石段を登りつめるので、ありがたみが増します。

神護寺楼門

神護寺紅葉

神護寺金堂

(紅葉)

金堂の西側を道なりにいくと、厄除けのかわら投げで有名な地蔵院に着きます。かわら投げて厄除けする、「厄除けかわらけ」は、ここ神護寺が発祥の地と言われています。

アクセス

住所:京都市右京区梅ケ畑高雄町5

JR京都駅からJRバス 約50分 山城高雄下車 徒歩約20分

阪急烏丸駅または大宮駅から市バス8号系統で約45分 高雄下車 徒歩約20分

拝観料:600円(時期や行事によって変わります)   駐車料金 1,000円(1日)

ではまた次回お会いしましょう。

バランスよくボリュームのある赤ワイン「レ・コンブ・ド・テール・ドルブ」

ジルベール&ガイヤール・ワイン・ガイド金賞、70ミリオンズデギュスタトゥール金賞、チャイナタウン&スピリッツ金賞

紫色を帯びた濃い赤紫色。ブラックチェリーやベリーのコンポート、そして干しアンズや野生の動物風の香りも感じられるスパイシーな風味となっています。アタックから果実味が出ていて、それをタンニンが包み込んだ心地よい味わい。余韻にボリュームあるタンニンが出た大きな味わいです。

原産国 フランス IGP  Oc

アルコール度 13%  赤

品 種メルロー35%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カリニャン20%、グルナッシュ10%

メルローは、フランスのボルドー地方原産のブドウ品種。濃い赤色から熟成していくとレンガ色に近くなっていく。カベルネ・ソーヴィニヨンのような香りにプラムのような香りも感じられる。丸みのあるなめらかな口あたりで、濃厚な味わい。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスボルドー地方メドック、グラーヴ地区の代表的なブドウ品種。濃く深い赤色から、熟成すると深みのあるガーネット色に。カシスやブラックチョコレートなどの香り。味わいはタンニンの強さが特徴的だが、酸味との絶妙なバランスを保っている。

カリニャンは、スペイン北東部のアンゴラ州を原産とするブドウ品種。濃く深い色合いで、スパイスの香り。味わいは、酸味とタンニン、渋味が強く刺激的で、強いタンニンは長期熟成に向いているワインです。

果実味★★★、酸★★★★、アルコール度★★、タンニン★★★★

グルナッシュは、スペイン原産の赤・ロゼに使用されるブドウ品種。フランスではグルナッシュと呼ばれるが、スペインではガルナッチャと呼ばれている。果実香に富み、アルコール度は高く濃厚だが、もろやかな味わい。

色★★★、アルコール度★★★★、酸味★★、タンニン★★★

料理:ポークの赤ワイン煮、ジビェのローストフルーツなどによく合います。

わたしの評価 ☆☆☆☆  価格:1780円(マイワインクラブ)

まず果実味が口中に漂い、柔らかな酸味と余韻にタンニンの旨味が心地よいワインでした。

ではまた次回お会いしましょう。